こんにちは。
4月29日にホームセンターのDCMダイキアクシス様にて
防災研修を受講して来ました。
2024年4月17日、愛媛・高知で最大震度6弱の地震がありました。
まずは家具の転倒防止対策
研修で第一に「対策を!」とお話があったのが、
家具の転倒防止対策。
災害後に救急搬送される人の半数が
家具の転倒やモノの落下によるケガが原因だそうです。
家具の転倒で起こる問題は以下の3つです。
地震はいつ起こるかわかりません。
睡眠中に発生する可能性もあります。
転倒防止の突っ張り棒、使っていますか?
天井と家具の間を垂直に突っ張るタイプは、
寸法を測って、サイズが合うモノを取り付ける必要があります。
防災研修スペースには、モデルハウススペースがあり、
参加者が突っ張り棒を取り付け体験をする時間もありました。
「転倒防止の突っ張り棒を使ったことがある人?」という問いかけに対し
挙手したのが、27名中、私を含めてたったの数名でした。
使ったことがない人が多いことに
正直、驚きました。
あなたはいかがでしょうか?突っ張り棒の使い方ポイント
一番安心なのは、L字金具
家具に取り付ける転倒防止グッズの中で、
一番安心なのは、L字金具だそうです。
ただ、こちらはデメリットがあります。
壁に穴を空ける必要がある点です。
賃貸物件だと難しいので、
突っ張り棒タイプが使いやすいですね。
突っ張り棒タイプ以外にも、
壁と粘着させるタイプのグッズもあるので、
ぜひご参考になさってください。
また、背が低い家具や、テレビなどは、
粘着マットや、家具の全面下部に差し込むグッズもあります。
ご自宅の家具や家電などに合うものをぜひ取り入れてくださいね。
家具配置、部屋のレイアウトを見直そう
家具の転倒防止対策ももちろん大切ですが
寝る場所の周辺に、倒れそうな家具を置かないことも重要です。
部屋の入り口近辺に家具を置くと、
家具が倒れて出入り口をふさぎ
避難したくても部屋から出られなくなる可能性もあります。
今のお部屋の状態で家具が倒れた場合、
どのような問題が起こるかシュミレーションして
モノを減らしたり、家具の配置を変えるなど、
対策をとることも重要です。
4月の愛媛の地震は、夜23時でした。
就寝中の方もいらっしゃったと思います。
睡眠中は一番無防備な状態。
倒れた家具で大怪我をしたり、
下敷きになって長時間挟まれた状態で、
ケガが悪化して、
最悪、死に至るケースもあります。
西宮在住の私の友人は、阪神大震災の日
防災のための片付けを!
南海トラフ大地震は
必ず来ると言われているのはご存知の通りです。
防災対策のためには、
家具の転倒防止対策はもちろん、
家具やモノが多いと自覚がある人は、
モノ自体を減らして
家具を減らすことも視野に入れて片付けましょう。
モノが多いと、災害後の後片付けも
繰り返しになりますが
自分と家族の命を守るために、
まずは家具の転倒防止と片付けです!
本日も最後までお読みくださってありがとうございました。
明日も防災研修から学んだことの一つ、トイレ対策をご紹介します。
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