1. ブログ
  2. お家片付け
  3. DCMダイキ防災研修 参加レポ 〜家の中の防災対策①〜
 

DCMダイキ防災研修 参加レポ
〜家の中の防災対策①〜

DCMダイキ防災研修 参加レポ
〜家の中の防災対策①〜

こんにちは。


4月29日にホームセンターのDCMダイキアクシス様にて

防災研修を受講して来ました。


2024年4月17日、愛媛・高知で最大震度6弱の地震がありました。

南海トラフ地震が来たかと思って驚いた方も多かったですよね。

この機会に、防災対策の見直しにご参考にしていただければと思い
今日から3回に分けて受講レポ+αをお届けします。

まずは家具の転倒防止対策


研修で第一に「対策を!」とお話があったのが、

家具の転倒防止対策


災害後に救急搬送される人の半数が

家具の転倒やモノの落下によるケガが原因だそうです。


家具の転倒で起こる問題は以下の3つです。


  1. ケガ
  2. 避難経路の阻害
  3. 火災の危険

地震はいつ起こるかわかりません。

睡眠中に発生する可能性もあります。


目が覚めたら、家具の下敷きになっていて動けない!
ということは、絶対に避けたいですよね。


転倒防止の突っ張り棒、使っていますか?


天井と家具の間を垂直に突っ張るタイプは、

寸法を測って、サイズが合うモノを取り付ける必要があります。


防災研修スペースには、モデルハウススペースがあり、

参加者が突っ張り棒を取り付け体験をする時間もありました。

(撮影禁止のため、そのスペースの写真はありません)

講師の方の

転倒防止の突っ張り棒を使ったことがある人?」という問いかけに対し

挙手したのが、27名中、私を含めてたったの数名でした。


使ったことがない人が多いことに

正直、驚きました。

あなたはいかがでしょうか?




※研修中のスライド写真をお借りしました。

突っ張り棒の使い方ポイント


  1. 転倒防止突っ張り棒は、家具と天井の間の寸法を測ってから合うサイズを購入。
  2. 天井と突っ張り棒の間に、板を挟んで、補強すると強度がアップ。
  3. 時々ネジを締め直す必要があります。地震の後や、年に1回は締め直すようにしてくださいね。



一番安心なのは、L字金具


家具に取り付ける転倒防止グッズの中で、

一番安心なのは、L字金具だそうです。




ただ、こちらはデメリットがあります。

壁に穴を空ける必要がある点です。


持ち家であれば、たとえ穴が開いても
一番安全なら使う方が良いのでは?と
個人的には思います。

賃貸物件だと難しいので、

突っ張り棒タイプが使いやすいですね。


突っ張り棒タイプ以外にも、

壁と粘着させるタイプのグッズもあるので、

ぜひご参考になさってください。


DCMオンラインショップ


また、背が低い家具や、テレビなどは、

粘着マットや、家具の全面下部に差し込むグッズもあります。

ご自宅の家具や家電などに合うものをぜひ取り入れてくださいね。


家具配置、部屋のレイアウトを見直そう


家具の転倒防止対策ももちろん大切ですが

寝る場所の周辺に、倒れそうな家具を置かないことも重要です。


部屋の入り口近辺に家具を置くと、

家具が倒れて出入り口をふさぎ

避難したくても部屋から出られなくなる可能性もあります。


今のお部屋の状態で家具が倒れた場合、

どのような問題が起こるかシュミレーションして

モノを減らしたり、家具の配置を変えるなど、

対策をとることも重要です。




4月の愛媛の地震は、夜23時でした。

就寝中の方もいらっしゃったと思います。


睡眠中は一番無防備な状態。

倒れた家具で大怪我をしたり、

下敷きになって長時間挟まれた状態で、

ケガが悪化して、

最悪、死に至るケースもあります。


西宮在住の私の友人は、阪神大震災の日

目覚めると、顔の真横に背が高い本棚が倒れていたそうです。
幸いケガはなかったので「命拾いした」と言っていたのが
忘れられません。

防災のための片付けを!


南海トラフ大地震は

必ず来ると言われているのはご存知の通りです。


防災対策のためには、

家具の転倒防止対策はもちろん、

家具やモノが多いと自覚がある人は、

モノ自体を減らして

家具を減らすことも視野に入れて片付けましょう。


モノが多いと、災害後の後片付けも

とても大変だとよく聞きます。

大量の不要なモノ、瓦礫の中から、
本当に大切な、見つけたいものを探すのも大変なんです。
被災後は、気力、体力共に極限状態になりますし
片付けの労力は少ない方がいいに決まっていますよね。



繰り返しになりますが

自分と家族の命を守るために、

まずは家具の転倒防止と片付けです!


転倒防止グッズを買いに行って
避難経路に床置きしているものを片付けて、減らしましょう。

棚の上から落ちて来そうなものは
移動するか、整理して減らしてみてくださいね。

どなたかのご参考になれば幸いです。

本日も最後までお読みくださってありがとうございました。

明日も防災研修から学んだことの一つ、トイレ対策をご紹介します。




片付け無料相談

どこから手をつければ良いかわからないという方は、

オンライン片付け無料相談(30分)をご利用ください。


ご自宅にご訪問して、防災対策のための

片付けコンサルティング・サポート(有料)も行っています。