あれば安心のリセットタイム
リセットタイムというのは、毎朝とか毎晩、毎週末など、片づけをする時間を決めて習慣にする時間のことです。
散らかった状態をリセットして、片づいた状態に戻す(=リセット)ということです。
この時間を習慣にしていると、少々散らかっていても、
”リセットタイムに片付けるから大丈夫♪”と安心できるし、
「片づけなきゃ!」と無駄にイライラする時間がへりますよ。
リセットタイムを作るポイントは3つあります。
ポイント①自分で行動しやすい時間を決める
ポイント②「どこ」をリセットするのか決める
ポイント③どんな状態までリセットするのか、具体的にゴールを決める
順にご説明しますね。
ポイント①自分で行動しやすい時間を決める
大事なのは、自分が習慣にしやすい時間や曜日で決めて、毎日でも1日おきでも、毎週末でも良いです。
自分の生活に組み込みやすい時間、例えば、5分、15分、30分など。
“毎日(毎週末)XX時から15分は、リビングの片づけをする”などと決めます。
*写真はお借りしました。
ポイント②「どこ」をリセットするのか決める
そして、「片づけをする」だけではあいまいなので、もっと具体的に、ゴールを決めます。
まず、どのエリアを片づけるのか?
例えば、
- LDK全体
- ダイニングテーブルの上だけ
- キッチンカウンターの上だけ
- リビングの床とソファーの上
部屋全体でも良いし、テーブルの上だけ、などと小さい範囲にしても良いです。
取れる時間から考えて、どの範囲にするか決めても良いですし、リビングの床のものだけ全部片づけて、収納場所に戻すという決め方でも良いです。
もし時間が余ったら、他の○○のスペースも片づける、などオプションを決めていても良いですね。
でも、まずは欲張りすぎずに、自分が無理なく出来る範囲を決めます。
これを続けることが大事です!
ポイント③どんな状態までリセットする?具体的にゴールを決めて
ただ「片づける」「きれいにする」では、どんな状態かあいまいです。
具体的に、どういう状態になっていたら自分でOKなのか、ゴールを決めておきましょうね。
例えば
- テーブルの上は何もない状態
- テーブルの上に雑誌や新聞だけは2−3冊置いて良いことにするけど、角を揃えてテーブルの定位置におく。
- ソファーやダイニングチェアには、洋服やバッグを放置せず、収納場所に戻す。
- 床にはモノを置かない。
- 放置されているものは、家族の名前を書いたとりあえずボックスを準備して、持ち主の箱に入れる。
など。
どんな状態なら、自分的にOKなのかを決めて、その状態までリセットします。
小さな範囲でも良いので、続けることが大切
これを毎朝起きてから5分でするか、寝る前15分でするか、など、ご自分で短い時間でも良いので続けてみてくださいね。
時間が10分しか取れないのに、どう考えても1時間はかかる片づけを目標にすると、続きません。まずは、ご自分の生活の中で、組み込みやすい範囲、時間を考えてみてくださいね。
まずは、小さな範囲でもOKなので、できる範囲の片づけ習慣をつけましょう。
スッキリキレイがキープできるようになったら、うれしくなって他の場所も片づける余裕が出てきたり、
家族も片づけたくなって、協力してくれたり、うれしい余波が起こるかもしれません!!
(片づけサポートに伺うお宅でも、よく起こります。
奥様が片づけを頑張っていたら、
片づけサポート依頼に積極的でなかったご主人も片づけ始めた!
というのは、オーガナイザーあるあるです。)
また、体調が悪かったり、特別忙しかったりでリセットできない日があったとしても、「そんな日もあるさ!」と気にせずに、また翌日から再開すればOKです。
私は、夜お風呂に入る前には、夕食の食器を片づけて、キッチンカウンターやシンクも片づけ、掃除して、フロアモップで床のふき掃除することにしていますが、
たまにワインやビールを家で飲んで、動くのがおっくうになった時は、翌朝にしても良いことにしています。笑
できなかったことを悔やむより、これからできることを考えて行動してくださいね!
片づけは一生続くものですから、一日、二日できなくても、またスタートすれば大丈夫!
次回は、ポイント③でふれた、“家族のとりあえずボックス”の作り方について詳しくお伝えする予定です。お楽しみに♪
今日も最後までお読みくださって、ありがとうございました。
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