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見かけより、今の子どもの使いやすさが大切!
小学一年生のプリント収納問題

見かけより、今の子どもの使いやすさが大切!
小学一年生のプリント収納問題
こんにちは。

わが家の娘が小学校に入学して一年がもうすぐ終わろうとしています。

この一年間、子供のモノの整理、収納方法は試行錯誤の連続でした。
全体的に、思っていたよりモノが多かったためです。

特に、娘が通う小学校は、びっくりするほどプリント類が多いんです。
親への連絡プリントだけならまだ良いのですが、学習用のプリントが毎日山盛りなんです。

いつ教科書を使うのか?と思うくらいです。(汗)

一学期の頃は、多すぎて、娘には管理しきれないと思い、持ち帰ったプリントは私がファイルすることに。でも、本人が自分でやりたがり、やらせてみたら、娘に合わない方法だったようで、うまくいかず、私のストレスでした。

Aがダメなら、B、BがダメならCの方法を、という風に、試行錯誤の末、ある方法に落ち着いたので、その変遷と、私の気づきも合わせてご紹介いたします。

学校から持ち帰る大量の学習プリント


学校には、もちろんノートも教科書も持っていくのに、プリントがとにかく多い!
というのが、1学期に驚いた事。

保護者宛のプリントは、Evernoteを活用しているので、大して問題ないのですが、問題は、大量の学習プリント。

1日に10枚近くプリントを持って帰る日もあります。
更に、娘は視覚の発達の関係で、通常のA3プリント1枚を、複数枚に分割&拡大コピーしてもらっているので、他の子より多くなりました^^;

というわけで、入学から2学期半ばまでは、基本的に、私がファイルしていました。
娘では管理しきれなかったからです。


そんな中でも、いろいろな試行錯誤があったんです。
  1. 最初は、私が自分で楽な、個別フォルダ投げ込み式で。→ 娘にはNG

    入学したての頃、娘の手先では、個別ファイルを立てて収納した状態で、隙間にプリントを差し込むのが難しかったようです。
    代わりに、個別フォルダを取り出し全開すると、プリントをバサーっと広げてしまい、フォルダに戻すために紙をきれいに揃えられず、私がやり直すことばかりでした。これでは、親子共にストレスですよね。

  2. 綴じタイプのファイル →娘にはNG

    時系列に重ね、私が穴を開けて綴じる。→それだけでも手間!
    娘は、時々、綴じ金具を外して、部屋中にプリントをばらまく。→正確には、綴じ金具をさわって、外してみたいだけだったらしいのですが。

  3. 時系列に並べなおすのが、バカバカしくなる。

    何度も、綴じ金具を娘が外し、私が時系列にファイルし直すことの繰り返し。

    対策として、棚の高い段にファイルボックスを保管。

    娘の知恵が付き、椅子を持ってきて棚の上のファイルを引っ張りだす。

    また私がファイルし直し。ストレス。

    ここで、やっと、”そもそも順番に並べる必要ないんじゃない?と気付いた私。
    保管しているプリントは、復習などで必要になる事はまずなさそう。 時々、娘は”思い出”として見返したいだけなのです。笑


娘と私の識別のクセの違い


ここまで紆余曲折があって、やっとある事に気付きました。

  • 娘は、時系列でなく、絵柄や内容で、どのプリントか思い出すタイプ。
  • 私は、時系列で覚えたり、全体的なイメージ図で覚えたり、ばらつきあり。でも、時系列に並べたくなるクセあり。
  • 私が好むファイル形式は、どのフォルダもファイルも同じ色。たとえ、色が違っても意味は持たせていない。ファイル名も、同じ黒ペンで書くだけ。

    以上の理由で、私好みのファイル方式では、娘には識別しにくかったのでしょう。

そこで、思い立って買ってみたのが、こちら↓

エセルテ ソーテッドファイル
  • 娘が好きな色味のグラデーション
  • 吊り下げ方式なので、一目で全カテゴリーを見わたせる。

*Amazonで、1400 円程度でした。
*画像はお借りしました。



娘に合うプリント収納が見つかりました

この収納にしてから、次のような”進歩”がありました。

  1. 娘が取り出しやすい高さにつり下げると、すぐに気に入り、自分でプリントを収納するように。

  2. ファイルを全部引っくり返すことはなくなりました。たとえ引っくり返したとしても、一つのポケットに入る量なので、大した枚数ではありません。自分でポケットに戻せます。たとえ多少不揃いでポケットに突っ込んでいても、私は気にしないことにしました。ポケットに入れてあれば、少々乱れていてもOK! 自分で出来ているなら、今の段階では、それでヨシ!

  3. ポケットが色違いで、ラベルもつけたので、視覚的にも、どこに何が入っているか、把握しやすくなったようです。

  4. いっぱいになったら、綴じファイルに、娘と一緒に綴じるようにしました。そのうち、自分で出来る日が来るでしょう。




まとめ


いかがでしたか?

私と娘では、使いやすい収納が違ったんです。もちろん、大人と子供の差はありますし、個人差でもあります。そして、実は、この収納の”向き不向き”というのは、利き脳に関係しているんですよ。

みなさんも、ご自分と家族の、片づけ方のクセを観察してみると、意外な発見があるかもしれません。

また、お子さんの場合、成長にしたがって、出来ることも増えていきます。

もし、今できないことがあれば、もっと簡単に出したり、戻したりできる工夫をしてみると、子供の自信ににもつながりますよ。



本日も最後までお読みくださって、ありがとうございました。