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ダンボクラブ講話
「片付け苦手でも暮らしやすく 発達障害と片付けの関係」

10月26日に、松山市ハーモニープラザにて開催の

発達障害当事者と保護者の会「ダンボクラブ」で

片付けの講話をさせていただきました。

発達障害当事者の保護者に向けて


発達障害の当事者の方は

片付けが苦手な人も多いのですが

(出来る方もいらっしゃいます)

その保護者も片付けが苦手な場合

なかなか難しくなりますよね。


そこで、

まずは片付けの基本的な考え方、進め方をお話した上で

当事者の特性に合わせた習慣化や収納方法を見つけると

片付けやすくなるというお話をさせていただきました。



得意と好きを見つける。発達障害児子育ての基本と同じ

私の娘も軽度の自閉症スペクトラムで

片付けは苦手です。


ただ、片付け作業の手順を細分化したとき

比較的上手く出来る部分が少しあります。


それを生かして

片付けを一緒に進める事例をご紹介しました。


「苦手を無理やり出来るようにしようせず

得意な部分を見つけて得意を伸ばす」

というのは

発達障害の子育て全般に言えること。


講話をお聞きくださった保護者の皆さんの方が

発達障害児子育ての先輩ばかりでしたので

納得される部分も多かったと思います。


家族の理解、協力が必要不可欠


発達障害の特性で

慢性的に片付けが苦手な方は

周りの協力を得ながら、

根気強く進める必要があります。


個人的経験談ですが
合わない方法を無理に継続させようとするより
合う方法を探す、これに尽きると思います。

言い換えると
片付けの習慣化も含めて、
本人の好みや生活リズムに合わせる方法を探す作業
とも言えます。

まずは、家族で出来ることから

取り組む一助になればと思い

お話させていただきました。




ダンボクラブについて

松山市を活動拠点とし、
ASD(自閉スペクトラム症)を中心にADHD(注意欠陥多動性障害)・LD(学習障害)等の
発達障害の子供を持つ親が集まって活動しており、
当事者・保護者への支援を行っている会です。


私、濱名も会員として参加しており
月1回の保護者会で、保護者の座談会で地元情報を得たり
専門家の講話で発達障害児の保護者として必要な事を学んでいます。

ネットでは得られない生の地元情報が得られて
とても助かっています。

非会員でも、保護者会に500円でお試し参加できます。
気になる方はお問い合わせください。お繋ぎします。


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