「捨てたら後悔する」という思い込み
クライアントさんの中には、
「捨てたら後悔する」という
親世代から教えられた
強い思い込みを持っている方がいらっしゃいます。
シニア世代に多く、
片付けにとても悩んでいらっしゃるんです。
正直、もう、どんどん手放していかないと、
間も無く子世代に
しわ寄せが来てしまう状況なのに、
手放すことへの恐れがとても強いんですね。
私はいつも思うんです。
手放したら
何を後悔するんでしょうか。
何か損をするんでしょうか...。
使っていないモノを持ち続けることで、
本当に得をしているんでしょうか。
むしろ、管理する手間、探す時間、収納スペースなど
失っているものの方が大きいことに
気づいていないケースも

モノを大切にするって、どういうこと?
モノを大切にするって、どういうことなんでしょう。
私は、そのモノの良さをちゃんと理解して、
きちんと使ってあげて、
本来の役目を果たさせてあげること
じゃないかなと思うんです。
クローゼットの奥でずっと眠っている服、
引き出しの底に押し込まれたまま
忘れられている文房具や日用品....
そういうモノたちって、
本当は使われるために生まれてきたのに、
その目的を果たせていないですよね。

溜め込むことは、本当に大切にしていること?
私は正直、使わないモノを捨てずに溜め込むことは、
モノを大切にしているとは言えないと思うんです。
それどころか、
そのモノが持っている
本当の価値を埋もれさせてしまっているし、
他の誰かに使ってもらえるチャンスも
奪っているような気がするんです。
「捨てるのはもったいない」という気持ちはわかります。
罪悪感から手放せないでいるだけなら
モノにとっても自分にとっても、はっきり言って不幸です。

感謝して手放すこと、無闇に買わないこと
だからこそ、
感謝して手放すことも大切です。
「今まで本当にありがとう」って心の中で伝えながら、
必要としている人に譲ったり、
きちんと処分したり。
それって、
モノに対する一つの敬意の表し方です。
でも、手放すだけじゃ足りないんです!
そもそも無闇やたらと
モノを買わないことも、
すごく大切なことだと思います。
セールだから、流行っているから、便利そうだから。
そんな理由で買ってしまって、
結局使わないままになってしまった経験、
ありませんか?
本当に必要なモノだけを選んで買うためには、
自分の価値観や、
自分の軸をちゃんと理解していることが重要です。
「自分にとって何が大切なのか」
「どんな暮らしがしたいのか」。
それがわかっていれば、
目の前のモノが本当に必要かどうか、
自然と判断できるようになります。

本当に必要なものと暮らす幸せ