ホテル避難費用について
最初の避難時には、いつまでホテル避難が必要か、
費用を業者さんに負担していただけるのか不明でしたが、
健康第一だったので、ホテルへ行きました。
ただ、工務店さんに相談し、
最初は「全額は出せないかもしれないが、
領収書は全部とっておいてください」と言われ、
交通費、食費も合わせて、
経費は節約しながら過ごしました。
普段在宅で仕事をする私にとって、
昼間いる場所も必要で、
カフェで仕事をしたり、
知人のシェアオフィスの一角をお借りしたり、
チェックアウトする度にホテルを探す手間もあったり、
自炊できないので体調もいまいちでしたし、
かなり不便を感じていました。
そんな疲れもあり
喘息が出て病院へ。
かなりの時間、費用、精神的ストレスもありました。
結果的にはホテル代、食費は
9割近く負担いただきましたが、
なぜ全額でないのか、
正直、ちょっと不満は残っています。
保険適用について
賃貸契約時に付保する火災保険に、
このような避難の補償はないのか
保険会社に確認しました。
結果、匂いに対する補償はありませんでした。
また、知り合いの保険代理店の方にも相談してみました。
塗装業者など、塗料を使う会社なら、
何か特約を付ける場合があるかもしれないが、
通常、どこの保険会社も、
時間が経つと消えてしまう「匂い」への補償は
基本的な考え方として
あまりないようです。
補償がもしあるとしたら、
後日近隣への聞き込み調査などをして、
匂い問題があったのかを
確認する場合もあるようです。
終わりに
塗装工事でこんなに困るとは
予想だにしていませんでした。
最初からわかっていたら、
ウィークリーマンション等
1週間押さえることもできたのですが
都度、リーズナブルなホテルを検索し、
朝夕の子どもの迎えや、
自分の仕事の都合に合うチェックアウト時間等々考えながら、
ホテル予約するのは意外に手間でしたし、
時間も使いました。
いつまでこの状態が続くのかと
いつも気にしていたので
仕事も集中できなかったり
眠れなかったりで、疲れも溜まりました。
毎日スーパーのお惣菜も飽きるし、
外食続きもしんどいですしね。
自然災害等で避難することに比べると、
全然楽なことでしたが、
想定外のことで時間を取られ、
頭を悩ますのは、結構ストレスでした。
今後、このようなことはあまりないと信じたいですが、
何かあった時に、近所に慣れた常宿があるとベスト。
また、ホテルに温泉や大浴場があると、
リラックスできて良いなとつくづく思いました。
唯一の救いは、
娘がホテルライフを楽しんでくれたことです。
発達凸凹のある子は
ルーティン通りにできなかったり
慣れない場所だと
かなりストレスがかかって大変と聞くので
ここは本当に助かりました。