片付けに悩むお宅に片付けサポートに伺うと、
モノの定位置が決まっていないために
片付いていないお宅では、
引き出しや収納ボックスに
ラベルにしまうモノの名前を
書いて貼り付けると
とっても喜ばれます。
確かに、ラベルを貼ると定位置が決まるので
ラベルで速攻解決!の場合
片付けて、収納にラベルを貼ってみると
これ、私がお客様から聞いたリアルな感想です。
家族が片付けが苦手でなくても、
どこに何を片付けたら良いのかわからなくて
家族それぞれが適当にモノを置いてしまうのは、あるあるです。
大事なのは、共通認識を持つこと。
その第一歩がラベル貼り、とも言えるかもしれません。
ラベルだけでは解決しない!?
では、ラベルを貼って、本当に一件落着するのでしょうか?
実は、ラベルを一度貼っただけでは解決しない場合があります。
それは利き脳のせいかもしれません。
人それぞれ、脳のクセで、
文字認識が得意な人、
イラストや色で識別するのが得意な人がいます。
その違いで、ただ「筆記用具」とか「靴下」と文字で書いたラベルを
引き出しなどに貼り付けていても
あまり気にしない人もいます。
●イラストや色で識別
そんな時は、筆記用部や靴下のイラストを描いたラベルを試すのもあり。
これは、小さいお子さんにも有効な場合が多いです。
●透明、または半透明の収納グッズ
収納ボックス自体を中がうっすら見える半透明や
中身が丸見えの透明にすと
片付けやすくなる人もいます。
逆に、中が透けて見えると、ごちゃごちゃして
視覚情報が多すぎるから苦手な方もいらっしゃいます。
●文字を大きく、または色で目立たせる
または、単純に文字ラベルが
小さすぎて目につかないなら
大きくするとか、
色を変えてその人にとって見やすい色で書くのも有効。
片付けしやすくなる場合があります。
そして、だんだん自分の「その他」「雑貨」の基準もわからなくなって
なんでも適当に入れてしまう事態にもなりかねません。例えば、カッターやハサミを入れた収納なら「切る」
片付け方法は十人十色。
こんな風に、ラベル一つとっても
片付けの方法は色々あります。
なかなか片付けられなくて困っている方は
一つダメなら他の方法を試してみるのも大切です。
それでも行き詰まっていたら
ご相談くださいね。