”片づけの魔法”。
そんなモノがあれば良いのですが、
実際はないと思います。
”自分で片づけられなかったけど、
片づけのプロに来てもらったら
魔法のように片づいた♪”
と表現する人はいるかもしれません。
それでも、
片づいた状態をキープするにも
自分なりの片づける基準や習慣が必要です。
それをうまくサポートするのが
片づけのプロの仕事だと
私は思っています。
片づけの基準って、
いろんな言葉で表現できます。
例えば、
ある人にとっては、ときめくか、ときめかないか。
ある人にとっては、使うか使わないか。
また、ある人にとっては、
大切な宝物
好き嫌いに関係なく、必要な道具かどうか、
もしくは、無くて良いもの。
そんな”モノの持ち方の基準”を自分で決めたら、
”自分の持ち物オーディション(選考試験)”で
モノを仕分けしやすくなります。
家全体が片づかないという方も、
まずは、
家族のモノは持ち主に任せることにして、
最初に、自分の持ち物や
理想の暮らし方を考えてみて
その分類のことばを
考えてみてくださいね。
モノとして”使える”、”使えない”の
二択にするから、
ぜんぶ「使える」に入れてしまい
ぜんぶ「これからも使うモノ」
として残してしまうんです。
今とこれからの自分にとって、
大切か、必要か、
または、あるとうれしいモノか、
など、ポジティブな基準が必要なのではないかと
私は思っています。
なくても困らないモノ、
あると気持ちが落ち着かないモノは
自分の”持ち物オーディション(選考試験)”から
外しても良いんじゃないでしょうか。
その選考方法を決めることが、
自分の”片づけの魔法”になるのかもしれませんね。