蔓延防止法以降、先週末、初めて実家に帰省しました。相変わらず、庭にたくさんの花が咲き、家の中もすっきり片づき、さっぱりした居心地の良い実家でした。
毎日の小さな積み重ねで居心地の良い日は保たれるのだなぁと改めて感じてました。
片づいた家に住む人は、フットワークが軽い
実家の濡れ縁のよしずは、
数年ごとに痛んで、処分するのが大変だからと、
母が洋風タテスというものを買っていて、
組み立てるの手伝いました。
7LDKの広い実家に、1人で住む母。
もともときれい好きで片付けも上手なので、
実家が散らかっていることはありません。
田舎なので、家も庭も畑も広く、
私なら1人でメンテナンスしても、
こんなに綺麗をキープ出来ないと思うほどです。
※実家の玄関。法事には、大勢人が集まりますが…。
義理の実家も同じく、
いつ行っても、庭も家もすっきり、こざっぱり。
良い気か流れている感じ。
義父も義母も掃除や片づけをマメにしています。
どちらの親にも共通点があるのは、
フットワークが軽いこと。
義理の両親は、健康にかなり気を使い、
毎日のウォーキングは欠かさず、健脚自慢。
健康だから、
片づけや掃除も元気にやれるんですよね〜。
私の母は、特別な運動はしませんが、
とにかく思いたったら、
すぐに動いて、はしごに登って家を修理したり、
自分でできないことは、
お願い出来る人にすぐ連絡して、
とにかく行動!
すぐに父に「あそこ直して」「これ動かして」
と言うだけでよかったのですが、
父亡きあとは、自分でやるか、
人に頼まないといけないから、
「お金も手間もかかる!」とこぼしています。
そう言いながらも、
修理や交換、片づけを放置することはありません。
どちらも、
老後の時間のゆとりがあるからこそではありますが、
日々の生活をきちんと保つことを基本に、
こまめに動き、働き、傷んだところを治したり、
掃除したり、大げさなことはしていません。
毎日の積み重ねだなあと思うのです。
使わないもの、古びたものは、こまめに片づける
保育士だった義母の手元には、
子ども向けの本がたくさんありました。
知り合いの保育園に、
寄付して少しずつ片づけています。
昔の教え子からもらった手紙や工作も、
早くに整理して、
分類してわかるように置いているそうです。
実母は、何年も前に、
自分の子ども時代の古いアルバムなどは、
厳選した1−2枚を残し、
あとはあっさり捨てていました。
私は「え?捨てるの!?」と驚きましたが、
もう見返すこともなく、
祖父母の写真も数枚あれば十分だと、
ごっそり廃棄。
私や妹のアルバムは残してありますが、
これもそのうち、
私たち本人がどうするか
決めることになりそうです。
今とこれからの生活を気持ちよくすることを考える
両方の親を見ていて思うのは、
今とこれからも使うもの、
必要なものだけに囲まれて、
気分良く暮らしていること。
思い出は大切にとっているけど、
厳選した写真やモノだけにしています。
まだ使えるモノでも、
明らかに自分達に必要ないものや、
食器など、今となっては量が多すぎるモノも、
今の自分たちの生活に必要なだけに減らしています。
年齢を重ねて、「終活しよう!」と始めるよりも、
今の年齢に関係なく、
いくつからでもこの考え方で生活すると、
暮らしやすいし片づけやすいだろうなと思います。
身軽な方が、暮らしやすいし、管理もラク。
大切な思い出は、心に残っているし、
全部モノで残す必要はないかもしれない。
まだまだ元気な両親たちには、
モノとの付き合い方、片づけ方、暮らし方、
学ばせてもらっているなあと感じました。