クリスマスの絵本読み合いっこの会に参加してきました。
絵本読み合いっこの会とは、フリーアナウンサーの福井一恵さんが主催する、大人のための絵本を読み合う会。
大人のための絵本の時間とは?
絵本って、子どものためのもの、と思われがち。
けれども、大人が読むと、子どものころに読んだのとは違う感想をもったり、気づきがあります。
しかも、他の人に読んでもらって聞く機会はあまりないですよね?
耳から聞いて、挿絵を見つめていると、
内容が、より自分の中に入って来るのを感じます。昔のことを思い出したり、
自然と涙が込み上げてきたり、癒されることもあります。
さらに、他の参加者のかたの感想や想いを聞くと、
人によって、視点や受け止め方の違いにハッとさせられます。
参加者は、感性豊かな方が多いので、
その表現力や、深い気づきがシェアされると、
自分の単純さを反省したり(笑)、
発する言葉そのものに感動することも多いんですよ。
そんな豊かな時間を過ごせて、幸せだなあ〜、
あれも!これも!とドンドン詰め込むと、どうなるか
私は、普段、実用書ばかり読んでしまうタイプ。
気づくと、手元にあるのは、仕事や趣味に関係する実用本ばかり。
本当は、小説などフィクション系も読みたい気持ちもあるのですが、
なぜか後回しにしてしまいます。
そんな私でも、絵本なら、子どもとも楽しめるし、
時間もかからないので、よく読みます。
小学校の読み聞かせボランティアもしています。
私にとって、絵本とは、”心の余裕を作る、豊かな時間”なんですよね。
*今回の読み合いっこの会に私が選んだ本です
その一方、仕事に役立てる実用書ばかり読んでいても、
頭の中に知識をパンパンに入れるだけで、
ゆとりのスペースがなく、
知識をうまく使うためのスペース(=ゆとり、あそび、とも言えますね!)が
脳の中に足りないな〜と感じることがあります。
クリエイティビティ(創造性←元々あまりないんですけど)も、なくなる感じです。
しかも、どんどん忘れます。悲しいことに…。
何でも、パンパンに入れても使いづらいし、ゆとりって、大事なんだなあ、
と絵本を読むと気付かされます。
ゆとりの時間にこそ、心の余裕が生まれ、
深い気づきや、創造力が宿るのかも!?
大げさかも知れませんけど、時間や空間の使い方でも、
同じことが言えるような気がします。
私のパンパンの本棚を変える方法
7割、8割収納が良いですよ〜、と片づけ講座でいつもお伝えしています。
棚やクローゼットにモノがパンパンに入っていると、
どこに何があるのか分かりにくいし、管理もしづらい。
すき間なくモノを詰め込んでいたら、取り出しにくいし、戻しづらいんですよね。
収納も、頭の中も似てますね。
ところで、私は、パンパンに本が詰まっている本棚が大好きです。
壁面本棚もずっと憧れです。(地震を考えると怖いですけど)
一つ気をつけているのは、本棚からあふれる前に、
もう読まない本を選んで、手放すこと。(すぐに次の本を買ってきますけど)
*写真はお借りしました。イメージです。
読み合いっこの会の帰り道、そんな自分の長年の行動パターンを振り返りました。
これからは、読む本の数を少しおさえて、1冊読んだら、
読書ノートをつけることを思いつきました。
学んだことや、そこから自分が実践することを書いてみます。
今年学んだ方眼ノート術(こちらはまた別の記事でご紹介します)や、
最近はまっているメンタリストDAIGOさんの読書術の影響もあります
そうすると、読んだ1冊をもっと生かせるし、
自分の思考も深めていくことができると思ったからです。
たくさん読むより、1冊を深める余裕を持ちたいな、と感じたんです。
*写真はイメージです
収納も、余裕(スペース、すき間)を作れば、
お気に入りが見つけやすいし、他のモノも取り出しやすくなります。
そうすると、仕事や家事の楽ちんにつながるし、
何より、心にゆとりが生まれるんじゃないかと思います。
大切なものを選んで、目立つ場所にゆったりと飾るイメージです。
お気に入りをいつも大切にできるように、
余裕(=スペース、すき間)を作る。
そんなにたくさんのモノはなくても、
困ることはなくて、楽しく暮らせるんじゃないのかな、
とあらためて感じた、絵本読み合いっこの会でした。
これを読んでくださっている方も、
小さくても良いので、身の回りに作れる”ゆとり”の時間や空間を
見つけたり、作ってみてくださいね。