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したい v.s. したくないが、自分の価値観

したい v.s. したくないが、自分の価値観
先日のチャリティイベント。基調講演の下村志保美さんのお話で、

”自分の心地良さで、適量を決める”というお話がありました。

そして、

「適量って、どのくらい?」

「心地いいって、何?」

問いかけに、皆さん「???」となりました。

心地いいって、何?


と聞かれると、
マッサージなどでは「あー痛気持ちいい」とか「程よい圧だわ〜」とか
自分で分かりますが、

家の中が心地いい、とか
この音楽が心地いい、とか
これをしている時は最高に心地いい、とか

何のどういうところが、どうなっていて心地よいと感じるのか?
と深く考えてしまいました。

が、結局、

心地いいこと=自分がしたいこと

心地よくないこと=したくないこと

のことだと、分かりました。

そして、それが自分の価値観だと。


私の価値観、あなたの価値観


チャリティイベントに来て下さった知人に、後日会った時、聞いたお話です。

知人は、もう一人の人と参加していました。

イベント後、
一緒に来ていた人は、
せっかく久々に子供を預けて一人で外出しているので、
カフェでゆっくりお茶をして帰ると言って別れたそうです。

知人本人は、翌日必要な手土産をデパ地下に買いに行き、
そのあと、その友人がカフェに行くという話を思い出し、
デパートのカフェに一人で入って、ケーキとお茶を注文したそうです。

そんなことをしたのは、かなり久しぶり。
素敵なカフェに、美味しいケーキ。

楽しい気分になりそうなのに、
なんだかあまり楽しくなかったそうです。

ケーキやお茶は高いし、
なんだか微妙な気持ちになって
帰路についたそうです。


帰り道、ハッと気づき、
その方は、「デパートのカフェでお茶をする」ことは、
「自分がしたいことではなかった、だから心地よくなかったんだ!」、と気づいたそうです。


「それは、友人がしたい事であり、
自分がしたい訳ではなかった」と。


ほんの些細な事ですが、
人の話を聞いて、マネしてみたけど、
なんだか自分には必要なかった、ピンと来なかった、という事、ありますよね。


それも、これも、自分の価値観には合わなかった、必要なかったという事です。


みんながやっている事が、自分にとって最良、適量とは限らないって事ですよね。

「自分の価値観とは?」と言われても、よく分からないという人は、
自分の心の声に耳をすませると、わかるようになるんだと思います。

私はやりたいの?
やりたくないの?
本当にやってみたいの?

時々、立ち止まって、心の中に問いかけてみて下さい。



本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。